#64 夏の札幌-会話の特徴


夏の札幌。

 

7月も終わりに近い。 

 

ここ最近、ほとんど毎日曇りがち、雨がちで、

日中は湿度も高い。

 

夜は風が出て、寒いくらい。

 

少しだけ、ほんの一瞬だけだけど、ヒーターをつける。 

暑くなると困るので、点火して10秒ほどでスイッチを切る。

 

使い勝手の良さを喜ぶ反面、

どこかに罪悪感のようなものも感じる。

 

土用の丑の日も皆既日食も終わった。

あとは、万物を平等に照らす夏の太陽が到来するのを待つだけだ。

 

今日も、

それぞれの顔(役割)を持つ人達がそれぞれの居場所に向かって動き出す。

 

ふと思う。

 

誰かと話をする時、

相手の話の内容を上回ろうとする習性が人間にはあると思う。

 

というか、自分がそうだろうな。

 

特に関西人に多いかも。

 

愚痴、悪口、苦境なんかは恰好のテーマ。

 

                「おれなんか、(お前よりひどい)こんなことがあった」

 

と言って、更に大きな苦しみ、悲劇を提示することで、


                   「(それに比べれば)あなたの苦しみは大したことがない。

                   だからがんばりなさい。」

 

という論調になる。

 

それは、かなり残酷。

嫌だしおかしいと思う。

 

その人それぞれの苦しみ、悲しみは、その人にしか分からない。

 

だから、その人の力になってあげたいと思うなら、

ただ、話を聞いてあげるしかない。


苦しみを相談された時、

自分なら、どういう対応をしてあげるのが、

その人のためになると考えるだろうか。

 

①ただ、話を聞いてあげる。

 

これが1番だと思う。解決法はその人が見出すしかない。

ただ、それだと物足りないと感じる人もいる。


そこで、


②聞いてあげて、頃合を見て、今後の行動指針を示してあげる。

  

「~してみたら?」「~した方が良いかもね。」とかの

あくまで、本人の意思に委ねるスタイルで。


そのためには、

良く話を分析して自分の経験を総動員して発案する必要がありそう。

 

大まかには、この2つかな。


日々の仕事や他にやるべきこと。

 

それらに配分する時間をうまくコントロールしたい。

 

どんなに忙しくても、

人生に関する疑問、

人間関係についての疑問、

自分を取り囲む状況への疑問、


そういったものは、生きている限り決してなくならない。

 

自分の気分次第で後景に退いたり、見えにくくなるだけで、

決してなくなりはしない。

ぴったりと寄り添って、いつでも問うてもらうことを待っている。

  

そんな感じでしょうかzzz

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