≪頂きもののシクラメン。育てるのが難しい...≫
お誘いを受け、札幌にあるコンサートホール「キタラ」へ。
札通はこび愛チャリティーコンサート。
主催は札幌通運でした。
演奏は札幌交響楽団。
360度ぐるりと取り囲む観客席。
ぼくたちは、正面に向かって左手の、前から4列目に座りました。
ステージを少し見上げる角度。
舞台の背後側に設置された2階席の聴衆と、ちょうど向かい合う形でした。
14時半ごろに到着し、15時の開演を待ちます。
開演のアナウンスの後、楽団員が板付き。
コンサートマスターが音合わせをリードする。
続いて指揮者が登壇し、一礼の後、本日最初の演奏へ。
ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」。
ビゼーの「カルメン」。
他には、
ロミオとジュリエット。
風と共に去りぬ。
などなど。
たくさんの作品を披露してもらいました。
タイトルを聞いた段階では、分かりませんでしたが、
いざ演奏を聴くと、ところどころ聞いたことのある旋律が。
ところどころ。
それを聞いていた時の記憶がよみがえります。
最初の演奏が終わると、ゲストヴォーカリストの登場。
藤澤ノリマサさん。
初めて聞きました。
う~ん...かっこいいな~
トークもさわやかだ。
指揮者は、竹本泰蔵さん。
踊るように、諭すように、時にはささやきかけるようにタクトを振る。
う~ん...かっこいい。
指揮者が手拍子を要求する。
聴衆はオーケストラの一員になる。
曲調が変わり、静かになる。
指揮者は口元に人さし指。
それは手拍子やめの合図。
聴衆は手拍子を中断し、おあずけを食らったワンコのように、
胸元でもみ手をしながら次の拍手を、今か今かと待ち焦がれる。
心臓に鳥肌が立ち、ぞわぞわと、首筋をはい上がり、
耳の後ろから頭のてっぺんに抜けていく。
そんな瞬間が何度もありました。
何度も。
思考を経由する間も与えず、胸に、脳に、ダイレクトに飛び込んでくる。
こういう瞬間を感じたくて、コンサートに行くのです。
音楽ってすごいです。
今回はこの辺zzz
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