最近のテレビからです。
野球賭博。
別に良いじゃないですか。
インタヴュアーは、なぜ、
「ファンへの裏切りではないのですか?」とか、
「大相撲よ、どこへ行く?」とか、
正義の執行人のような態度を取れるのでしょうか。
本当に分かりません。
たぶん、
「明確な悪役を設定しないと視聴者が納得しない」
と考えているからなのかもしれません。
ミニシアターで上映されるような、
チャレンジングなドキュメンタリーのように、
観賞後ももやもやと残る報道の仕方が、
一般に歓迎されないからかもしれません。
別に良いじゃないですか。
人は、競馬だってやるし、競輪だってやるし、
麻雀(もちろん賭けて)だってやる。
なぜ力士だとやってはいけないんでしょうか?
社交ダンスの先生だと問題にならない?
法律で禁止されているかもしれないけど、
ほとんどは黙認の現実なのに。
同じ賭博行為でも、
やっていい人と悪い人がいるということでしょうか。
社会的な立ち位置によって、
良いか悪いかも決まるということなんでしょうか。
たぶん、
暴力団と関係していること。
賭博に際して恐喝行為があったこと。
こういうことが問題なんだと思うんですが、
それらが混じって、
あたかも賭博したこと自体が悪いかのような風潮が
作られていくというのが嫌なのです。
もちろん、
賭博を大々的に合法化せよ!
と言っているわけではありませんが、
ちょっと照れ笑いしながら人に見られないように
こっそりとたしなむような、
そして周りもそれをそういうものとして取り扱うような、
必要悪とまでは言いませんが、
そんな領域って大切なんじゃないかなと。
ありきたりな内容でしたが、
報道の仕方におもしろくなさを感る、
という話でした。
いいぞ!もっとやれ~