≪終電間際の小樽駅。寂しげです...≫
札幌は寒くなりました。
本当に寒いです。
キーンと冷えた空気の帯が、
ほほに、首筋にまとわりついてきて、
姿勢を起こしていられなくなります。
勝手に背中が丸まっていく。
あ~寒い・・・
今日は、
JRに乗って、
小樽へ日帰りダンス旅行でした。
行き帰りの車内は、かっこうの人間観察の場です。
今日も1つ、気付いたことがあります。
それは。
音。
そう、音です。
音がうるさいな、と。
そういうことに気付きました。
何番線にどこそこ行きの列車が来ますという、構内放送。
ビービーとせかすように鳴り続ける券売機。
次の到着駅がどこそこだという車内放送。
ご利用ありがとうございますという車内放送。
お忘れ物ございませんようにという車内放送。
扉が閉まる前のホイッスル
(駅に着くたびに車掌さんが吹きます)。
ピンポーン、ピンポーンと鳴って扉が閉まり、
閉まったら閉まったで、ブーッというブザー音が。
なんで、こんなにうるさいんでしょう。
なんで、これまで気にならなかったのに最近、気になりだしたんでしょう。
なんで、この音風景が、あたり前になっているんでしょう。
不思議です。
いろいろ。
特に、扉が閉まる前のホイッスル。
本当にうるさい。
その音が鳴り響くたびに、
心がざわついてくるのを感じます。
心がざわついて、魂に生えた産毛が、
落ち着きをなくして、ざわざわと揺れ始めてくるようです。
今まで気にならなかったのが不思議なくらい。
めちゃんこうるさい。
あ、今、閉まりかかったのに、
また開いてホイッスルがもう一回・・・
それっぽい理由はあるんだろうけど、
結局、「仕方ないよね」と、
従順に納得してしまうんだろうけど、
嫌だなー、という感覚は、
いつまでも忘れないようにしたいと思います。
ということは、いつも、この風景に出合うたびに、
この「嫌さ」を思い出さなきゃいけないということ。
それもしんどいけど、「仕方ない」かな・・・
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