#151 これは何?!-目の前で起こっていることをどうとらえるか

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《満開のアマリリス。ラッパみたいです。》

温泉に行きました。

近所にあるのです。

江別天然温泉「湯の花」。

 

サウナ・露天風呂とひと通り堪能し、

ぽかぽかとあたたまり。

温泉の休憩所でひと休みです。

 

広々とした休憩所に2つのテレビ。

 

同じ局なのに、わずかにずれています。映像も音声も。

ちょうど、『ニュースZERO』が流れていました。

 

こっちで、「ゼロ〜♩」と流れ、少しして「ゼロ〜♩」。

こっちで、「次はスポーツです。」。少しして「次はスポーツです。」。

 

まるで輪唱。

 

へ〜、こんなことってあるんだな〜

 

目の前で起こっていることをどうとらえるか。

 

 これは、その人の「個性」というか、「地」というか、

そういう「その人にとって特有の資質のようなもの」が出る、

とても重要な問いだと思います。

 

ぼくは、このずれは何が原因なのか?と言って、

テレビやアンテナをいじったり、

放送局に問い合わせたりするようなことには、

あんまり興味がありません。

 

それよりも、

この状況をどう理解してよいのか?とか、

この状況は何を意味しているのか?とか、

この状況はいかなる要素が作用して作り上げられてきたのか?とか、

人間はこういう状況をどのように自分の中で矛盾なく整合していくのか?とか、

こういうズレた状況と似たような状況が他にあるんじゃないだろうか?とか、

 

そういうことに興味があります。

 

なので、どこに問題を見いだすかの点で、

ぼくは工学系の学問分野には向いていないんだと思っています。

 

その点は諦めています。

 

同じ現象を見ても、食いつくポイントが違う。

だから話をしてもおもしろいのかもしれません。

 

へ〜、そんな考え方があるんだな〜、と。

 

同じ現象を見ても、

どの角度から何にフォーカスして思考をスタートさせるか。

その違いがあるから、人と話しておもしろいんでしょう。

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